冬休みのお楽しみ講座で、ちょっとおもしろい実験??をしようと考え中です。。。

『音の色』について。。

うちのレッスン室にあるハンドベル・・音によって色が違います。

楽器入門セット メロディベル入門セット




音の色って決まってるの?と気になりますよね。決まっているわけではないんですが、いろいろな色聴の調査の結果で色がつけられています。

ちなみに・・
ド⇒赤
レ⇒オレンジ
ミ⇒黄
ファ⇒緑
ソ⇒水色
ラ⇒青
シ⇒紫

と色がつけられています。
これは、必ずしもこの音がこの色に聴こえるというわけではありません。

人間の感覚として、『視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚』などの五感がありますよね。その1つで受け止めた刺激がその感覚器官以外の感性反応を引き起こすことを『共感覚』と言うそうです。

その代表的なものが『色聴』で、音を聴いたときに色を感じる・・音と色が結びつく反応です。

例えば、“黄色い声”という表現がありますよね。キャーキャーという高い声のことです。声は音なので、色はないはずなのに・・なぜか黄色いイメージありませんか?

私は完璧な色聴所有者ではありませんが、だいたい感じる色は決まっています。

ハ長調(主和音:ドミソ)は白、ト長調(主和音:ソシレ)は青、イ長調(主和音:ラ#ドミ)は赤っぽいオレンジ・・・など。

なんだか難しそうに感じてしまいますが全然そんな事ないんです(*´∇`*)子供達も、知らないうちに色を感じてるはず。。。

生徒たちが、それぞれどんな色に聴こえているのかを実験したいと思いますどんな反応を示すのか、すごく楽しみです

色に関わらず、音をイメージする事はとても大切なことです。

よく生徒が、『弾けてるのに、何で丸(合格)ちゃうの(`ε´)』と言うことがあります。私は、『弾けてないよ~~全然イメージして弾いてない』と説明します。

ただ何も考えずに音符だけ必死に追いかけて弾いている状態では、イメージなんて出来ないし、こう弾きたいと思っても指がついていかないですよね(゚∇゚ ;)
その状態からもっと弾き込んでほしいんです。
私の願いは・・・もっともっと練習してほしいってことです(* ̄∇ ̄*)

キーボードや電子ピアノで練習している子も、なるべくピアノの音をイメージして練習するといいと思います1つ1つの音を大切に・・・

音は流れていくし、つながっていく・・そして色も変化していくから、その曲を聴いた人は感動したり刺激を受けるんじゃないでしょうか。。

最初から最後まで白一色の曲だったら、聴いている誰の心も揺さぶることはできないはず。。。心に響かない演奏になってしまう・・

技術的なことはありますが、心に響く演奏をしてほしいと、いつも思っています。。。

『音の色』の実験、楽しみです(o^∇^o)ノ